Q.入社の決め手（経緯）

生産設計（施工図）って何！？
それが私の一歩目でした

私は数多くある建築業界の仕事の中でも
特に「意匠設計」をやりたいという強い気持ちがありました。
専門学校の在学中、特に「店舗設計」に最も深く興味を持ったため、店舗設計をメインにやっている会社を探したのですが、当時はほとんどが即戦力の中途採用の求人ばかりで、新卒の私にマッチする会社が見つかりませんでした。
またその就活中に、将来的に意匠設計をやるうえで建築に関する基礎知識と現場での経験を積む必要があると感じ、志望職種の幅をもう少し広げようと考えるようになりました。
そんな折、学校からエクシードを紹介してもらい、会社説明会に参加したところで初めて「生産設計（施工図作成）」という仕事の存在を知りました。
意匠設計よりもさらに細かい生産設計の仕事内容を知り、細かいこだわりを持って趣味に没頭する私にはむしろピッタリかもしれないと感じ、また生産設計で学んだ建築知識は将来的に自分がやりたい意匠設計にも活かせるはずだと考え、エクシードへの入社を決めました。
入社から5年が経ちましたが、最近では施工図のことが段々と分かるようになり、仕事に没頭する日々を送れています。
我ながら良い選択だったなと思っています！笑

任される仕事の質で感じられる、
自分の成長

現在、ある大規模物件の施工図部員として「内装」を担当しています。
平面詳細図・天井伏図・各詳細図の作図や修正、チェック作業をメイン行い、設計変更された箇所の修正や、総合図で調整された箇所の修正も行っています。
（※総合図：意匠図・躯体図・設備図を重ね合わせた図面のこと）
また施工図では、設計された通りに施工することが可能かどうかを検討しながら詳細な図面を書いていくのですが、不明点・疑問点をまとめて設計者に質疑を行い、躯体担当や設備担当と調整を行うことも私の仕事です。
自分の成長と共に任される業務が増えてきました・・・笑
仕事はなかなかハードなのですが、仕事終わりに内装班のみんなで食事に行くこともあり、仕事の愚痴やお互いに意見交換などを行い、適度にストレスを発散させています！同じ苦労をしている仲間と悩みが共有できるのはとても心強いし、人間関係をしっかり構築できていると仕事をする際のコミュニケーションも円滑にとれるようになるので、私にとってとても大切な時間です。

Q.これからの目標
（これからのキャリアで達成したい目標やチャレンジしたいこと）

建築知識と経験を積み上げ、
目指すは「プロ」の技術者

直近の目標は二級建築士の取得、そして将来的には一級建築士の取得を目指したいと考えています。
あまり勉強は得意ではないので目を背けていた部分があるのですが、これまでの現場経験を踏まえると建築士試験の勉強で得られる知識を持っていればもっとスムーズに課題解決が出来たと感じるシーンが多く、改めて建築の勉強をし直そうと思っています。
また、現在は内装班として仕事をしているので内装に関する知識は徐々に集積できたと感じていますが、建築業界では分業化の動きがとても顕著で、自分が経験したこと以外は全くわからない、という現状です。
躯体、外装など、プロの技術者としてまだまだ覚えるべきことがたくさんあるので、今後は内装のみならず色々な区画に挑戦して知識と経験をしっかりと積み上げ、中学生の頃に憧れた女性建築家を目指したいと思っています。

Q.求職者へのメッセージ

苦労や挫折は調味料。
味わった困難が、
成功した時の喜びを大きくする

建築は決して簡単な仕事ではなく、苦労することや辛いこともたくさんありますが、その分実際に建物が完成した時の喜びや達成感は何物にも代えがたいものです。
自分が携わった建物がずっと地図に残っていくこともとても誇らしく思います。
私は学生時代に意匠設計一本で就活をしていましたが、今思えばエクシードに入って生産設計（施工図）の仕事に就けたのは正解だったなと思います。
「設計ではこうなっているが、実際にこれは職人が施工できるのか？女性や子供が使いづらくないか？」と建物の仕上がりを細かくイメージできるようになったからです。
学生時代に施工図を習う学校は多くないと思うので、そもそも施工図って何？？と思う方も多いと思いますが、少しでも興味を持ってもらえたら是非エクシードに来て、私たちの描いている図面を見ていってください。
新たな道が拓けるかもしれませんよ！